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相続した実家、住まないなら早めの売却が得策な理由
「相続で実家を引き継いだけれど、今は誰も住んでいない――」
そんな相談がここ数年で急増しています。
親の死後に空き家となった実家。「とりあえず置いておく」「思い出があるから売りにくい」といった理由でそのままにしてしまう方も少なくありません。しかし、住む予定のない実家を放置することは、デメリットの方がはるかに大きいのが現実です。
今回は、相続した実家を「使わないなら早めに売却したほうがよい理由」について、具体的にお伝えします。
■ 理由1:空き家の維持にはコストと手間がかかる
空き家でも、固定資産税や都市計画税は毎年かかります。さらに、庭木の手入れ、郵便物の管理、防犯対策など、実家が遠方にある場合には定期的な管理の手間や交通費もバカになりません。
加えて、放置による老朽化やカビの発生、不法投棄などのリスクもあり、資産価値がどんどん下がってしまう可能性もあります。
■ 理由2:特例を活かすなら「3年以内の売却」がカギ
不動産を相続した際には、「相続空き家の3,000万円特別控除」という税制優遇措置があります。この制度を使えば、売却益から最大3,000万円を控除でき、譲渡所得税の大幅な節税につながります。
ただし、相続から3年以内に売却することが条件です。制度の適用期限を逃すと、納税負担が一気に増えてしまうこともあるため、早めの判断が重要です。
■ 理由3:売りたい時に売れるとは限らない
不動産は「思い立ったらすぐ売れる」わけではありません。市場の状況、物件の状態、地域の需要によっては売却までに数ヶ月〜1年程度かかることもあります。
また、今後、相続がさらに増えることで売却物件が市場にあふれ、価格が下落する可能性も指摘されています。売却のタイミングを逃さないためにも、早めの準備と行動が鍵を握ります。
まとめ:思い出を未来につなぐための「売却」という選択
実家はたしかに思い出が詰まった大切な場所です。けれど、住む予定がないまま残しておくことで、経済的にも精神的にも負担となることが多いのも事実です。
「売る」という決断は、過去を手放すことではなく、大切な資産を未来に活かす選択でもあります。
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