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不動産売却

きょうだい間で揉めないための「共有不動産売却」のススメ

親の残した実家や土地をきょうだいで共有名義で相続した――

 

一見、平和な相続のように思えるかもしれませんが、実はこれが将来のトラブルの火種になることもあります。

「売りたい兄」「残しておきたい弟」「使いたい姉」…

 

意見が分かれた瞬間に不動産の共有は一気に厄介な問題へと変わってしまいます。

今回は、そんな共有不動産の落とし穴と、トラブルを防ぐための“売却”という選択肢について、わかりやすく解説します。

■ 共有不動産の意見が割れると、何も決まらない

共有名義の不動産は、原則として共有者全員の合意がないと売却や賃貸、取り壊しができません。

1人でも「売りたくない」と言えば、売却はできませんし、

「住みたい」と言えば、使用方法も話し合いが必要です。

 

✅ 実例:親の残した一軒家を兄妹3人で共有→10年間放置→老朽化+税金負担+感情的対立で裁判へ

このように、「話し合いが平行線になる」=資産が宙ぶらりんになるケースは非常に多いです。

 

■ 揉める前に「売って分ける」選択を

共有不動産の一番シンプルで公平な解決策は、売却して現金で分けること。

売却することで

 

・各人の取り分が明確になる

・不公平感が生まれにくい

・後々の管理や税金の負担もなくなる

 

といったメリットがあります。

🚩 ポイント:共有不動産は「財産」でもあり「責任」でもあります。感情で動く前に、「将来の負担」を冷静に見つめてみましょう。

 

■ 売却には「代表者」を立てるのがスムーズ

共有者が多いと、書類手続きや連絡が煩雑になります。

そのため、代表者を1人決めておくと、

 

・不動産会社とのやり取り

・価格交渉

・契約手続き

 

がスムーズに進みます。

もちろん、売買契約書には全員の署名が必要なので、事前の信頼関係と話し合いが大切です。

 

■ 共有で持ち続けるリスクとは?

 

・使用しないのに固定資産税だけ負担

・誰かが亡くなると「さらに相続が分散」

・将来、売ろうとしても「法定相続人が10人以上」なんてことも…

 

共有のままにしておくと、売却の難易度が年々上がるのです。

タイミングを逃さないためにも、「売却するなら今」の意識が大切です。

まとめ:きょうだい仲を守るには「早めの行動」がいちばん

共有不動産は、最初は問題がなくても、年月とともに必ず重荷になります。

仲が良いきょうだい関係を保ちたいからこそ、

感情的になる前に、冷静に「売却して分ける」ことを前提に動くのがおすすめです。

 

TOKYO ESTATEでは、共有不動産の売却サポートも多数実績がございます。

法律面や感情面も含め、円満な解決へ向けたご相談を承っております。

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