不動産を所有していると、「売るべきか？」「貸すべきか？」で迷う方は多くいらっしゃいます。
今回は、貸す場合のメリット・デメリットを整理しつつ、特に見落とされがちな注意点をお伝えします。

◆ 貸すメリット

• 不労所得になる
  入居者がいれば安定した賃料収入を得られます。

• 将来戻れる可能性
  転勤など一時的に家を離れる場合、再び自分で住む選択肢を残せます。

• 将来の活用幅が広がる
  立地が良ければ、建替えてアパート経営など土地活用の選択肢が広がります。

◆ 貸すデメリット

• 空室リスク
  入居者がいなければ収益はゼロ。固定費だけがかかります。

• 売却価格が下がる
  入居中だと「収益物件」とみなされ、居住用の相場より安く評価される傾向があります。

• オーナー都合で戻れない可能性
  入居者の居住権は強く、定期借家であっても退去交渉が難しいケースがあります。

◆ 見落とされがちな「税制の落とし穴」

ここが実は最も重要なポイントです。

例えば、相続した空き家を「売却」する場合、条件を満たせば 3,000万円特別控除 などの税制優遇を受けられます。
しかし、一度でも賃貸に出してしまうと居住用扱いではなくなり、これらの特例が一切使えなくなります。

「貸して収益を得たつもりが、将来売却時に大きな税金を払う羽目になる」――これが最大のリスクです。

◆ まとめ：売るか貸すか迷ったら

貸すことでの収入も確かに魅力ですが、

• 空室リスク

• 将来の売却価格の下落

• 税制優遇が受けられない損失

これらを総合すると、「早めの売却」こそが資産防衛になるケースが多いのです。

当社は「売却」も「賃貸」も両方取り扱っておりますので、
「もし貸したら」「もし売ったら」の両方のシミュレーションを提示できます。
まずはお気軽にご相談ください。

LIXIL不動産ショップ
株式会社TOKYO ESTATE
＜池袋本社＞〒170-0013　東京都豊島区東池袋1-7-5　池袋イースタンビル6F
TEL　03-5944-9174
＜赤羽LaLaガーデン店＞〒115-0045　東京都北区赤羽2-7-1　ロールブラン赤羽6F
TEL　03-6454-4037