voice
解決事例
- ホーム
- 解決事例・お客様の声
- 解決事例
- 北区の古屋付き土地を売却|連絡不通の姉との交渉に1年半かけて合意に到達
解決事例 2025.06.04
北区の古屋付き土地を売却|連絡不通の姉との交渉に1年半かけて合意に到達
相続で取得した北区の土地を売却したいと考えていたご相談者。しかし、10年以上連絡の取れなかった姉が相続人に含まれており、交渉は困難を極めました。誠意ある対話と提案を重ね、1年半を経て売却に合意できた事例をご紹介します。
物件情報
所在地 | 東京都北区 |
---|---|
種別 | 土地(古屋あり) |
土地面積 | 159.81㎡ |
査定価格 | 10,820万円 |
ご相談内容
- 北区にある古屋付きの土地を、姉弟4人で相続。
- ご相談者を含む3人は売却希望だったが、もう1人の姉とは長年連絡が取れていない状態だった。
- 話し合いに応じてもらえるかも不明な中、第三者として交渉をお願いしたいとのご相談。
当社からのご提案
- 手紙や電話を通じて疎遠だった姉と連絡を試み、やっとのことで対話の機会を得る。
- 当初は拒絶的な反応だったが、相手の立場や感情に寄り添い、丁寧に信頼を構築。
- 売却によって得られる金銭的メリットや、土地の活用方法についても具体的に説明。
- 生まれ育った場所への思いを尊重し、新たに住まう方の生活イメージまで共有した。
結果
- 約1年半の時間を要したが、すべての相続人から売却の同意を得ることができた。
- その後はスムーズに契約を締結し、資産整理を完了。
- ご相談者からは「粘り強く交渉し、私たちではできなかったことを実現してくれた」とのお言葉をいただいた。
このようなケースでは、感情面の配慮と交渉スキルの両立が鍵となります。
売却・活用のコツ
相続人の1人が連絡不能、または合意に難色を示している場合、「共有物分割訴訟」や「調停」に発展することもあります。ただし、法的手続きを取る前に、誠実な対話での解決を目指すことが望ましいです。
また、思い出の詰まった土地に対する感情的な障壁は大きく、それを乗り越えるには専門家が「第三者」として客観的に関与することが非常に効果的です。
相続の話し合いは「時間がかかるもの」と構えすぎず、まずは一歩を踏み出してみてください。専門知識と粘り強い対話をもとに、私たちが解決の糸口を見つけます。
監修者情報
代表取締役 藤沢 茂
LIXIL不動産ショップ TOKYO ESTATE 代表取締役|宅地建物取引士・相続支援コンサルタント・登録調停人(法務大臣認定 裁判外紛争解決機関 日本不動産仲裁機構)
不動産売却や相続の専門家として、多くの相談者に寄り添い、解決実績を積み重ねてきた。感情的な対立や複雑な相続案件にも強く、第三者の立場から冷静かつ丁寧に支援。相続・不動産の悩みに「相談しやすいプロフェッショナル」として高い評価を得ている。