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解決事例 2025.05.05
豊島区北大塚の底地売却|共有持分の整理で塩漬け資産を解消
お父様の相続で底地の共有持分(4分の1)を取得した女性。地代も入らず放置していた資産を、他の共有者との関係を調整することで売却に成功しました。
「持ち分だけ」では動かせない土地の処分をどう進めたのか、その解決の道筋をご紹介します。
物件情報
所在地 | 東京都豊島区 |
---|---|
種別 | 土地(底地) |
土地面積 | 184.39㎡ |
査定価格 | 16,500万円 |
ご相談内容
- 依頼者は関西在住の女性。お父様の遺産として、東京都豊島区北大塚にある底地の4分の1の共有持分を相続。
- 他の共有者とは疎遠で、地代収入もなく、固定資産税だけがかかっていた。
- 利活用もできず、塩漬け資産となっている状況に悩み、売却を希望。
- 遠方のため、東京での手続きや交渉が難しく、現地に行かずに売却を進めたいという希望があった。
当社からのご提案
- 他の共有者の調査と連絡を代行し、売却に向けた意向を丁寧にヒアリング。
- 該当する共有者の一人に対し、共有持分の買い取りを提案。
- 関係者間の意志疎通をスムーズに進めることで合意形成を図った。
- 契約の際には、当社スタッフが依頼者の居住地まで訪問し、契約手続きを実施。
結果
- 地代も入らず長年放置されていた底地持分の売却に成功。
- 一度も東京に出向くことなく、すべての契約・交渉が完了した。
- ご相談から売却完了まで約3か月。依頼者からは「もっと早く相談すればよかった」とのお声をいただいた。
共有持分の不動産は、その一部だけを売却・活用するのが難しく、第三者への売却もハードルが高いです。特に底地の場合は、借地権者との関係や他の持分所有者の合意も必要になります。
本件では、依頼者に代わって当ショップが動いたことで、スピーディかつ確実な売却を実現できました。
専門用語の解説
底地とは、他人に貸している土地の所有権を意味します。借地人は建物を建てて居住しており、所有者は土地の「地代」を受け取ります。自由に使えず、収益性も低くなりやすいため、手放したいという方も多く見受けられます。
共有持分とは、不動産を複数人で所有している状態の中で、自分が持つ「持ち分」を指します。他人と共有しているため、勝手に売却や利用はできません。
売却・活用のコツ
- 地代が入らず固定資産税ばかりがかかる「塩漬け資産」問題
- 他の共有者との関係が希薄なため、意思決定ができない状況
- 遠方在住のため、現地での交渉や契約が難しいという物理的な制約
「底地の共有持分だけ相続したけれど、どうしていいかわからない…」というお悩みは、想像以上に多いものです。LIXIL不動産ショップ TOKYO ESTATEでは、こうした複雑な事情にも寄り添い、手続きや交渉をすべてサポートいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
監修者情報
代表取締役 藤沢 茂
LIXIL不動産ショップ TOKYO ESTATE 代表取締役|宅地建物取引士・相続支援コンサルタント・登録調停人(法務大臣認定 裁判外紛争解決機関 日本不動産仲裁機構)
不動産売却や相続の専門家として、多くの相談者に寄り添い、解決実績を積み重ねてきた。感情的な対立や複雑な相続案件にも強く、第三者の立場から冷静かつ丁寧に支援。相続・不動産の悩みに「相談しやすいプロフェッショナル」として高い評価を得ている。